幻のガンダムシリーズ「ガンダムセンチネル」なぜアニメ化しないのか?

ガンダムセンチネル記事のアイキャッチ

機動戦士ガンダムにおいて、アニメ化されていないながら
非常に根強い人気のシリーズが存在します。

その名も「ガンダムセンチネル」。
個人的にアニメ化を熱望しているのですが…。

時系列は機動戦士Zガンダム終盤〜ガンダムZZの序盤。
この時代が宇宙世紀における一番混沌とした時代でしょう。

ガンダムセンチネルに関しては
ロマンのかたまり」と言う言葉が相応しい程「トンデモ兵器」が登場します。
しかし、そのストーリーは歴史の闇に葬られた影の出来事。

この記事では、色々と不遇で残念な作品
ガンダムセンチネルを登場機体を交えながら紹介していきます。

ガンダムセンチネルってどんな作品?

ガンダムセンチネルは1987年9月から1990年7月まで
月刊模型雑誌『モデルグラフィックス』で連載された小説です。

1990年には小説の完全版にあたる
GUNDAM SENTINEL ALICEの懺悔』が発売されました。
他にも作例の掲載されたムック版も存在します。

ストーリー紹介

ガンダムセンチネルはZガンダムとZZの間に位置する為
設定やストーリーが少しややこしく感じると思います。

舞台は『Ζガンダム』の終盤から『ガンダムΖΖ』の序盤。
宇宙世紀0088年1月25日から同年の4月5日。
後にペズンの反乱と呼称される。

小惑星基地ペズンに駐留する地球連邦軍教導団の中で、ティターンズ寄りの地球至上主義の思想を持つ青年将校たちがニューディサイズを標榜して武装決起。

シャア・アズナブルによるダカール宣言以後
エゥーゴ寄りの姿勢となった地球連邦政府に反旗を翻した。

対する連邦政府は、グリプス戦役終結時に大多数の戦力を温存していたネオ・ジオンとの衝突を前に早急に連邦軍内部の意思統一を図る必要があり、ニューディサイズはそのための最大の障害であると判断して討伐隊を派遣することを決定する。

しかしネオ・ジオンとの戦いを前に大兵力を投入する訳にはいかず、アーガマ級新造巡洋艦ペガサスIIIとSガンダム・FAZZ・ΖプラスといったガンダムタイプのMSを中心とする少数精鋭α任務部隊が宇宙に送り込まれた。

なんか難しいですよね!
わかりやすく補足しますとこうなります。

シャアのスピーチ(ダカール宣言)で思想がエゥーゴ側に揺らいでいく地球連邦政府。

地球連邦内のティターンズ思想の奴らにとってはそれは気に入らない!

そこで小惑星基地ペズンに駐留する地球連邦軍教導団(※)の青年将校達が
ニューディサイズを組織してクーデターを起こす。
(※先生や教官、エリート集団)

これはマズイと思った地球連邦政府!
身内が敵になってしまったワケで、なんとか早急に火消しをしたい。

でもネオ・ジオンとも戦わなあかん!
こうなったらガンダムタイプいっぱいの部隊を編成してやっつけようぜ!

こんな感じでしょうか…。
小説のモチーフになったのは新撰組と言われているので
主人公サイドこそ異なりますが
ガンダム版新選組」と思っていただくとしっくりきますね!

登場機体がとにかくカッコいい!

ガンダムセンチネルの魅力はストーリー以外にも
登場機体がとにかくまぁカッコいいんですよ!

しかも、宇宙世紀の正史に載る事のない
試作機やら再設計機、さらに究極のガンダムまで!
とにかくマイナー路線で0083シリーズが好きだ!
って方はどれか必ず好きになるはずです。

Sガンダム

METAL ROBOT魂 (Ka signature) 〈SIDE MS〉 Sガンダム 『GUNDAM SENTINEL』(魂ウェブ商店限定)

ガンダムセンチネルの主人公機にあたるSガンダム。
頭文字のSはセンチネルではなく「スペリオル」です。
パイロットはリョウ・ルーツ。

変形や分離、合体が宇宙世紀における
当時のトレンドはしっかり取り入れており、
しかも一般兵でもオールレンジ攻撃できちゃうインコム付き!
そしてコスト度外視の全部盛り!

もちろん男心くすぶる「実験機」だ!

おぉ、まさに究極のガンダム!しかし、究極を補完する
ALICEシステム」ってのがありまして…。

そして後にEx-Sガンダムのブースターを両脚につけてみたり
とんでもない魔改造プランまで存在するんです。
おっと、それは後ほど。

ALICEシステムって?

Sガンダムに搭載された人工知能、AIですね。
ガンダムファンにはもはやおなじみとなった
EXAMやらHADES的なアレみたいな。

ALICEは脳波を読み取ってなんたらとかではなく、
論理で説明できない感情などを学習して
最終的Sガンダムを乗っ取ることができちゃう
なんとも恐ろしいシステム。

つまり、学習を完全に完了したら
ガンダムの無人機なんてものが…
と言うのがこのシステムの目論見。

当然コスト以外にもヤバい連中のおかげで
計画は中止になっていたんですがね。
表向きはね。

Ex-Sガンダム

MG 1/100 MSA-0011[Ext] Ex-Sガンダム (ガンダム・センチネル)

Sガンダムの強化型。
元のSガンダムの情報量の多さゆえ
見た目はさほど変化なく見えるけど、出力オバケ。

胸部にIフィールド発生装置がついてたり
なんやかんやとりあえず載せてみた贅沢仕様。

これでも十分ヤバい魔改造を施され
究極の名を欲しいままにしている気がするんだけど

まだまだ、Sガンダムの強化プランは
こんなもんじゃない…。

Zプラス

METAL ROBOT魂 (Ka signature) 機動戦士ガンダムセンチネル[SIDE MS] ゼータプラス C1 約140mm ABS&PVC&ダイキャスト製 塗装済み可動フィギュア

Zガンダムの再設計機。
バリエーションがめちゃくちゃ多いんですが、
センチネルは宇宙用のC1型だけだった気が…。

他にも大気圏内での運用目的のA1型があったりします。
GジェネFでC1とA1の違いが分からないまま出撃…なんてありませんよね。

話を戻しますが、Zガンダム発展型後継機と思われがちですが
位置づけとしてはエース向けの量産機にあたります。

当然、バイオセンサーなんてものはついていません。
実はガンダムUC第7話に登場してます。(A1型)

画像の左肩の02はセンチネルにおけるチュン・ユン機。

FAZZ

MG 機動戦士ガンダムセンチネル FAZZ Ver.Ka 1/100スケール 色分け済みプラモデル

ロマンを体現した夢のような機体!
ZZガンダムのフルアーマーだ!
これで勝てる…!

しかし…FAZZは試験機なんだ。
とんでもねぇモン担いでっけど、試験機なんだ。

もう一度言います、こいつは試験機…。

試験機なもんで、いろんな機能がカットされている
残念としか言えない機体FAZZ。

まずはじめにZZガンダムにあった
コアブロックシステムや合体、分離機能のオミット。
フルアーマーとは名ばかりの追加装甲のパージ不可。
ビームコーティングとビームサーベルのオミット。

そしてZZガンダムの最大の特徴であった
おでこビームハイメガキャノンはハリボテ。

劇中ではガンダムの形をした噛ませ犬として
それはそれは大活躍しました。

不遇の機体ってなんか残念ですけど
なぜか惹かれるものがあります…。
知らんけど!

ディープストライカー

MG 機動戦士ガンダムセンチネル PLAN303E MSA-0011 ディープストライカー 1/100スケール 色分け済みプラモデル

Ex-Sガンダムの強化プラン。通称プラン303E
莫大すぎる運用コストが掛かる為、実際はペーパープランで終わったんですが
いやはや、ここまでやったら頭おかしいんじゃない?
足なんて、飾りですとはまさにこの事!

さらにおかしいのがその運用目的。

「Sガンダムブースター装備のアレ、機動性凄くね?
アレに付けれるだけの装備つけたらなんか強そうじゃね?
敵陣深いところで強襲しながら展開したらマジ最強じゃね?」

「わかる〜!じゃあ随伴機にZプラスつけて〜
あっ、でもアレにもブースターつけて一緒に運用して
ズッ友で〜ウチらマジ最強じゃん?」

多分開発陣はこんな会話をしていたに違いない…。

ガンプラMGシリーズ200作目を記念として
ディープストライカーが発売されたんですが、その全長約60cm。
こんなものを売るバンダイ、おかしい!(褒め言葉)
ちなみに最大のガンプラは1mに及ぶアレでした。

ガンダムセンチネルはアニメ化しないのか?

ここまでゴテゴテしたMSがドンパチするもんだから
アニメ化されたら、さぞ映えるんじゃないの?

なんて思うんですが、いわゆる「大人の事情」によって
ガンダムセンチネルは未だアニメ化されていないんです。

もう少し掘り下げると
創通エージェンシー、日本サンライズと
原作者で設定に対する利権問題があるから。
つまり原作側が納得しない以上、アニメ化は認められないんですね。

ガンダムセンチネルが観たい場合はゲームで!

それでも動くSガンダムが観たい!
って方には一つだけ観る方法が!

PSソフト「SDガンダムG GENERATION F」に
ガンダムセンチネルのストーリーが収録されているんです。

登場機体は他のGジェネシリーズには登場しますが
おそらく、センチネルのストーリーに関する映像は
GジェネFだけだろうと思います。

2000年発売の初代PSのソフトではありますが
正直言って収録作品も多い神ゲーです。

まとめ

未だアニメ化されていない
幻のガンダムシリーズの「ガンダムセンチネル」についてまとめてみました。

とにかく登場機体の情報量の多さたるや!
完全に男心を鷲掴みです!
ニューディサイズのガンダムMk-IVも敵側でありながら
もの凄く存在感のある機体ですし
ゼクシリーズも地味ながらカッコいい!

複雑な版権の問題もありアニメ化はほぼ絶望的ですが
GジェネFでは唯一センチネルのストーリーがプレイでき
シナリオのムービーも収録されているので、オススメです。

それでは。

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