最近、昔懐かしいレトロゲームが再び注目されているのを知っていますか?
ファミコンやスーパーファミコン、プレイステーション、メガドライブなどのソフトが懐かしさやドット絵のレトロ感、難易度の高さなどから人気が再燃しています。
人気の再燃に伴って、中古ゲーム専門の買取市場では実は買取価格が高騰してるとか!
この記事では、レトロゲームの人気の理由や最近売れているゲーム、買取市場の特徴などを調べてみたので詳しく解説します。
あなたの家の押し入れにもお宝が眠っているかも!?
レトロゲームブーム再来!人気の理由とは?
レトロゲーム人気の理由の一つには、懐かしさやレトロ感があることです。
かつて子供だった人たちが、今再び自分の子供たちや友人とともに昔のゲームをプレイして楽しんでいる姿が見られます。
例を挙げると、FF4や初代ポケモンを当時遊んでいた小学生は年代的に30代ですし、現在まで続いているビッグタイトルの昔のタイトルに懐かしさを覚えるでしょう。
また、当時のグラフィックや音楽、ストーリー性には独特の魅力があり、今のゲームにはない特徴がありますね。
さらに、レトロゲームの難易度の高さや遊び応えも、人気の理由の一つです。
当時のゲームはコンピュータ技術が未熟だったこともあり、細かい表現が難しく、グラフィックもシンプルでした。
しかし、ストーリー性や難易度が高く、何度でも遊べるという特徴があります。
それに比べ、今のゲームはグラフィックや表現がリアルになり、その分ストーリーやゲームバランスが犠牲になる場合もありDLCで「やりこみ要素」が補完されたり、ある意味物足りないこともあります。
また、レトロゲームはプレイヤー自身が手動でセーブする必要がある点も魅力の一つです。
今では当たり前なオートセーブですが、当時はセーブポイントを逃してしまって連戦や初見殺しでトラウマになった人も多かったはず.…。
レトロゲームの魅力は?懐かしさやシンプルさで幅広い層に支持される
レトロゲームの魅力には、懐かしさや遊び応えなどが挙げられます。
レトロゲームは、昔懐かしいというだけでなく、その当時のゲームの面白さや遊び心、クオリティーによって、現代のゲームに負けない魅力があります。
今では厳しい表現や古き良き時代背景がイイ!
一つめの魅力は、懐かしい雰囲気に包まれた時代背景やグラフィックです。
当時ゲーセンでプレイしまくった「メタルスラッグ」はゴリゴリの戦争が題材ですし
「ファイナルファイト」は今じゃリメイクすらキツイのでは…。
ある意味規制の緩かった時代背景でもあり、ぶっとんだ設定なソフトも再燃の理由なのかもしれませんね。
豊富な裏技やシンプルな操作が「逆に」奥深い
もう一つの魅力は、レトロゲームのシンプルな操作性と奥深さです。
最近のゲームでは様々な操作や複雑なシステムがあり、初心者にはハードルが高く感じられることがあります。
レトロゲームはシンプルな操作性で、初心者から上級者まで幅広い層が楽しめます。
また、裏技や攻略法がたくさんあるため、何度でも遊べる遊び応えがありますね。
セレクト押しながらX,X,Y,B,Aを押したときのあの音.…とかね!
音ゲーの始まりも実はこの頃!
さらに、当時の文化や流行を反映していることもあります。
たとえば、「ビートマニア」や「DDR」は、音楽とともに流行した当時の文化を反映しており、当時を知らない人でも雰囲気を楽しめます。
頭文字Dや走り屋カルチャーもちょうどこの頃からですしパラパラやユーロビート、ヒップホップを取り扱ったソフトも多かったと思います。
総じて、レトロゲームは懐かしい雰囲気やシンプルな操作性、裏技などの奥深さ、当時の文化を反映していることなどが魅力です。
そのため、レトロゲームは、年代を問わず幅広い層に支持され、今でも多くの人々に愛され続けています。
今売れているレトロゲームは?お宝ゲームも発掘されるかも?
人気の発端は「スーパーファミコン ミニ」や「ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピューター」の大ヒットで、レトロゲーム人気が高まっています。
どちらも生産が終了しているのもあり、オークションサイトでは高値で取引されています。
中古ゲームショップやオークションサイトで高額で取引される「お宝ゲーム」と呼ばれるレアなゲームも注目されています。
例えば、スーパーファミコンの名作ゲーム「聖剣伝説2」や「ファイナルファンタジー6」、アラサー男子がみんなプレイしたであろうゲームボーイの「ポケットモンスター 赤・緑」などが、状態によってはかなりの高額で取引されています。
一方、国外でも日本のレトロゲームが人気を博しています。
「ヘビーマシンガンの発音」やどっから物資だしてんねん!
っていう謎の捕虜が懐かしい「メタルスラッグ」や「スーパーマリオブラザーズ」や「ゼルダの伝説」などの任天堂の人気タイトルは、世界中で愛され、今でも多くの人々にプレイされています。
このように、今売れているレトロゲームには、レアな「お宝ゲーム」や、海外で人気が高いタイトルなど、さまざまなものがあります。
また、レトロゲーム市場の拡大に伴い、今後も新たなお宝ゲームが発掘される可能性もあります。
レトロゲームの魅力に再び注目が集まっている現在、今後の市場動向にも注目が集まることでしょう。
実家の押し入れに忍ばせたスーファミを引っ張り出してみるのもありですね!
レトロゲームの買取価格が高騰!
古いゲーム機は既に製造されていないため、現存するゲーム機やゲームソフトは限られています。
多くのレトロゲームは時代を経るにつれて破損・消失する可能性があるため、市場に出回る数が徐々に少なくなっていきます。
そのほかに買取価格の高騰について調べてみました。
レトロゲームの需要の増加
なんで需要が増加してるん?と疑問に思うかもしれませんが、昔のゲームに新たに興味を持った若い世代も増えており、需要の拡大が進んでいることが要因の一つです。
また、先ほど書いたスーファミミニに収録されているのは21作品とどれも名作ばかりですが、当時スーパーファミコンで発売されたソフトは1400本以上。
switch on-lineでも20作前後でFFシリーズは収録されていないので、「当時の環境」でどうしてもプレイしたい人は現存するソフトで遊ぶしかありません。
再販がされていない
レトロゲームは当然再販がされていないので入手が難しく、リサイクルショップなどでは状態の悪いジャンク品が多く状態の良いソフトを購入するのは難しいです。
そのため、状態の良いソフトはオークションサイトでは高値で取引されることもあります。
限定版や特別なバージョンは特にレア!
中には、限定版や特別なバージョンがあるものもあり、このような希少なアイテム付きのソフトは、プレミア価格になっていることも.…。
ポケモン青、ピカチュウバージョンの新品は数万円とかなりのプレミア価格でした.…。
まとめ
レトロゲームの人気が再燃している中で、今売れているレトロゲームについてご紹介しました。
近年のコロナウイルスでのパンデミックの影響も大きく、家にいる時間が増えたことで、需要が増加したとも考えられますし、レトロゲームのコレクターの存在も買取価格の高騰につながっています。
自宅に眠っているゲームソフトやゲーム機が思わぬお宝になっているかもしれません。
これを機に、自分のコレクションを整理してみるのも良いでしょう。
それでは。