念願のゲーミングPCを購入したけど、周辺機器を揃えるとなると
「一体全体、幾らかかるのさ!?」なんて人も少なくないはず。
かく言う自分もそうでした。
夢にまで観たゲーミングライフが始まるはずでした。
煌々と光るPCとファンの音、そこで気づくのです。
「モニターとキーボード、マウス買い忘れた!」
その瞬間ゲーミングPCは光る送風機になったのでした。
この記事では、ゲーミングPCに最低限必要なデバイスの
「モニター・キーボード・マウス」の選び方とオススメをいくつか紹介します。
ゲーミングPCに必要最低限なものは?
ゲーミングPCで遊ぼうと思うと据え置き機のPS5やSwitchのようにテレビがあれば良い。
と言うわけではありません。
最低限必要なデバイスは以下の通りになります。
- ゲーミングPC(本体)
- モニター
- キーボード
- マウス
- (ヘッドセット)
では、ゲーミングPCで快適に遊べる環境に必要な各デバイスの価格やおすすめについて一つずつ解説していきます。
ゲーミングPC本体
まずは当然本体ですね。
ゲーミングPCの定義は様々ですが、「家庭用ゲームをより高性能な環境でプレイできるPC」と言う認識でOKです。
車で例えるならハイパワーなレースカーがゲーミングPCのような感じ。
これから購入を考えている人は値段に悩むと思いますが「予算ギリギリor少し贅沢する」ことをオススメします。
理由としては、ゲーミングPC本体はそう買い替えるものではないので本体は妥協せずに奮発しましょう。
コスパの面でも低価格のゲーミングPCを後に改造、拡張するよりかは初期投資でハイスペックなモデルを購入しておく方が長く使うなら安上がりになります。
オススメの価格帯は「20~30万円前後」がコスパ良く快適な環境で遊べると思います。
ゲーミングモニター
次に必要なデバイスはゲーミングモニターです。
「正直写映ればなんでもいいじゃん?」なんて思う方もいると思いますが、
車で例えると一般的なモニターは公道でゲーミングモニターはサーキットぐらい違います。
せっかくレースカーがあるのに公道でしか走れないのは残念ですよね?
一般的なモニターとゲーミングモニターとの違いはfps値(Flame Per Second)。
フレームレートと言われていますが、1秒間に何枚の画像を処理するか?がモニターを購入する大きなポイントです。
一般的なフルHDモニターは60fpsで1万円前後ですが
ゲーミングモニターは安いモデルだと3万円程度~で144fps以上と大きく違います。
特にeスポーツに参加したい、FPSを配信して目立ちたい!なんて方は必須です。
他にも、せっかくスペックの高いゲーミングPCを買ったのに、モニターが60fpsしか出せないのは勿体無いです。
ゲーミングキーボード
正直、マウスとキーボードに関しては一般的なものでも最低限、ゲームは遊べます。
ゲーミングキーボードはよりシビアな入力に瞬時に対応してくれる印象です。
使い慣れた据え置き機のコントローラーを使う「PAD勢」も。
コチラはコントローラーと役割は同じなので車で言うハンドル…ですかね。
一般的なキーボードとの違いは主に「押し心地や入力遅延、マクロ機能」にあります。
キーボードはおおまかに「メンブレンとメカニカル」の二つ。
一般的なキーボードは生産性の高いメンブレン方式が多く安価な分、メンテナンス性は悪いです。
ゲーミングキーボードでもエントリーモデルはメンブレン方式のものがあります。
一方のメカニカルとは?
押し心地が良く、各キースイッチが独立しているためキースイッチ、キャップの交換が容易なのが特徴。
またキースイッチの軸はメーカーによって様々で「赤軸、青軸、茶軸、銀軸」など凝り出すと沼です。
「WASD」の十字キー専用キャップもあったりと奥が深いですね。
ゲーミングマウス
コチラも一般的なマウスでもゲームは可能です。
FPSにおいてマウス操作は主に視点移動や射撃に使うため、素早く正確な操作が求められます。
ゲーミングマウス購入のポイントを上げると「フィット感・重さ・使いやすさ・接続方式」です。
マウスにおいては自分の手足と同じ感覚なのでオススメは個人差があります。
自分のプレイスタイルに直結する大事なデバイスなので、ゲーミングマウスの選び方は「実機を触ってみる」のが一番良いです。
ヘッドセット
ヘッドセットやマイクはMMOやFPSでのボイスチャットをパーティで楽しむなら必要です。
特にFPSにおいては足音や銃声の方向が勝敗を分けるため、FPSをこれからプレイしたい!という方はほぼ必須のガジェットになります。
初心者がゲーミングPC一式に必要な価格は?
ゼロからゲーミングPCとガジェット関連を一式揃えるとなると気になる価格ですが、結論から言うと
快適なプレイ環境を求めるなら「20〜30万円程度」は必要です。
少し専門的な話になりますが、Intel i7かRyzen7搭載のRTX3060以上グラフィックボードであれば最近の人気タイトルは快適に遊べます。
エントリーモデルって正直どうなの?
初心者さん向けに「エントリーモデル」と言うゲーミングPCが各メーカーより販売されているのですが
エントリーモデルの購入は正直コスパが悪いです。
と言うのも「旧世代パーツの使用やOEM製品で拡張性がない」と言うモデルがほとんどです。
将来的にメモリの増設やグラボ交換などを考えるなら、エントリーモデルより拡張性の高いBTOパソコンがおすすめになります。
初心者向けおすすめゲーミングPCの構成
ここからはゲーミングPC沼にどっぷりハマったガジェットオタクが選んだ
初心者におすすめのゲーミングPCの一式構成を紹介します。
なお、マウスやキーボードに関しては好みになりますので定番のものになります。
Apex Legendsを144fps以上でコスパ良く遊びたいオススメ構成
今やFPSの覇権を握っているApex Legendsがコスパよくプレイしたい!
って初心者ゲーマーさん向けの構成はこちら。
(2022年4月現在)
必要ガジェット | 構成 | 価格 |
本体 | マウスコンピューター G-Tune | ¥184,000 |
モニター | ASUS ゲーミングモニター TUF Gaming | ¥28,000 |
キーボード | Razer ゲーミングキーボード Huntsman | ¥11,980 |
マウス | Razer Basilisk V2ゲーミングマウス | ¥8,300 |
ヘッドセット | Razer BlackShark V2 Xゲーミングヘッドセット | ¥5,980 |
周辺機器込みで23万円前後の構成してみるとこんな感じです。
同じメーカーでキーボード、マウス、ヘッドセットを揃えて3万円以下はかなりコスパ良いのではないでしょうか?
Razer製品はAmazonではセールしていることが多いので、手軽に購入できるのが特徴。
デザイン面での好みは分かれますが多くのゲーマーに愛されているメーカーです。
モニターも価格を抑えるならこの価格帯ではASUSのTUF Gamingが優秀かと思います。
内蔵スピーカーの音質の悪さが目立つので別途サウンドバー等が必要ですが。
本体のマウスG-tuneに関してはSSDの容量256GBが少し物足りなく感じますが
Intel 11世代i7とRTX3060構成なのでapexはHDで最高画質の設定で問題なくプレイできますね。
動画編集も配信も!快適こそ正義なガチ勢向け構成
せっかくゲーミングPCを買うなら配信もYouTubeもしてみたい!
ゲームプレイ環境には妥協したくない!
いわゆる「形から入るタイプ」なあなたに向けた構成を紹介します。
必要ガジェット | 構成 | 価格 |
本体 | FRONTIER-GHシリーズ | ¥244,800 |
モニター | BenQ ZOWIE XL2731K ゲーミングモニター | ¥37,430 |
キーボード | Logicool G PRO X ゲーミングキーボード テンキーレス | ¥12,700 |
マウス | Logicool G ゲーミングマウス ワイヤレス G703h HERO | ¥7,740 |
ヘッドセット | Logicool G PRO X ゲーミングヘッドセット G-PHS-003 | ¥10,364 |
周辺機器込み32万円前後の構成です。
本体は12世代Intel i7とRTX3060。SSD1TB、HDD2TBなので容量的には全く問題ないでしょう。
本体のメーカーはBTOメーカーなので、注文時にカスタマイズが可能。
一番大きな特徴がFRONTIERは頻繁に数量限定セールをしているので、通常よりお得に購入するチャンスがあります。
デバイスはコスパ重視でLogicoolのオススメを選んでみました。
PRO Xシリーズはeスポーツのシーンでも愛用している選手が多いのが特徴です。
他にもフラッグシップモデルのキーボードのG913は高額ではありますが、重厚感のあるスタイリッシュなデザインと薄さ、無線での連続使用が魅力なので、予算やキーボードにこだわりたい方はおすすめになります。
モニターは人気のBenQ。
こちらも競技シーンで採用されていることが多く
BenQ ZOWIEは独自のDynamic Accuracy(DyAc)技術が特徴です。
この技術は激しい動きのときにディスプレイに最も鮮明な画像を表示します。
240Hz対応のXL2546Kも評価が高くオススメ。
まとめ
ゲーミングPCの周辺機器のおすすめをゼロから構成した場合の価格を試算してみました。
PC関連製品は非常に価格変動が激しいです。
おすすめの購入時期はAmazonでの大きなセールやBTOメーカーの数量限定セールを狙うのが良いでしょう。
少しでも参考になれば嬉しいです。
それでは。