ゼルダの伝説って子供の頃はなんとなーくプレイしていたじゃないですか?
実は一言で語れない深い時系列があるんです。
この記事では各ゼルダの伝説シリーズの時系列について
なるべく分かり易く解説して行きます。
ゼルダの伝説の時系列って?
そもそも、ゼルダの伝説は単発のシリーズ物じゃないの?
って方、実は結構多いんですよね。
「主人公の緑のリンクがゼルダ姫っつーヒロインとなんか世界を救う?みたいな?」
えぇ、大筋は合っています。
結構このあたりに関しては任天堂の曖昧な表現で
「勇者の名前はリンクだったような気もするし、そうじゃないかもしれない。
なんなら同一人物かも?いや、子孫やっけ?
せやせや、姫は伝承に法ってゼルダで統一してるやで!
でも敵の親玉はガノンだかガノンドロフやで!奴はほとんど同一人物や!」
みたいな感じです。
主人公の名前を任意に選択できる故の表現ですね。
関西弁なのは気にしないでください!
と言うわけでゼルダの伝説時系列解説、本題に入ります。
ゼルダの伝説の時系列、始まりはスカイウォードソード
まず、ゼルダの伝説においての全ての始まりの物語が
「ゼルダの伝説 スカイウォードソード」ですね。
「ハイラル王国」が建国される前の話。
シリーズではおなじみの「マスターソード」や後の物語の舞台「ハイラル」の基になった作品。
ゼルダの伝説のエピソードゼロと言った方がしっくりくるかも。
このスカイウォードソードが「ハイラル史」の起源ですね。
時系列では一番初め。
現代で言う神話の世界のような認識でいいでしょう。
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時系列が分岐するゼルダの伝説時のオカリナ
時系列では間にスピンオフ的な「ふしぎのぼうし」と「4つの剣」がありますが
あくまで「寄り道」であって、直接の時系列とはあまり関係がないので割愛です。
はい、言わずと知れた神ゲー「時のオカリナ」ですね。
[box class=”pink_box” title=”合わせて読みたい”]ゼルダの伝説[時のオカリナ]はゲーム史に残る神ゲーだと思う。[/box]
さて、ゼルダの伝説 時のオカリナですが
この作品が「ターニングポイント」となり
このシリーズで歴史が3つの未来へと繋がります。
- 時の勇者勝利(大人リンクがガノン討伐)
- 時の勇者敗北
- 時の勇者勝利(子供リンクがガノンの征服を未然に阻止)
ではこの可能性についての説明です。
1.時の勇者勝利(大人リンクがガノン討伐)
大人リンクとゼルダ姫、七賢者の皆さんでガノンを封印します。
時のオカリナのエンディング前イベントですね。
そしてハイラルに平和は戻りますが、
時は流れて段々と封印の力は弱まってしまいます。
ガノンの復活を危惧した神はガノンをハイラルと共に海の底深く封印します。
しかし歴史は繰り返しガノン復活!
こうして物語はゼルダの伝説風のタクトへ。
そうなると「じゃあ、海の底のハイラルどうなったん?」となりますよね?
風のタクトにおける時系列のリンクは「新たなハイラル」をテトラと共に旅をしていく
と言う話に繋がっていきます。
この「ゼルダの伝説 風のタクト」ではガノンは封印されるのではなく
マスターソードに貫かれ、死亡します。
ですので、この時系列の続編にあたるゼルダの伝説シリーズには
ガノンは登場しません。
そして新たなハイラルとなる地を見つけたリンク。
そして時は流れ、繁栄した地で新たな敵「魔王マラドー」と闘います。
物語は「ゼルダの伝説 大地の汽笛」へ。
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2.時の勇者敗北
まず、なぜこの時系列が発生するのか?という解説からです。
この時系列は時のオカリナでゲームオーバーになったという可能性になります。
この後の描写についてはありませんが、
プレイヤーに委ねているニンテンドーらしい計らいですね。
一度でも時のオカリナでコンティニューをした皆さんに降りかかる可能性ですね。
ではその後、ガノンドロフはトライフォースの力で魔王となり
ハイラルを征服してしまいます。
そして七賢者の皆さんで「聖地をトライフォースごと」なんとかガノンを封印します。
トライフォースと聖地を失ったもののハイラルに平和がおとずれます。
しかし聖地はガノンの力で闇の世界と化すんです。
そして闇の世界が侵略してくるのが「ゼルダの伝説 神々のトライフォース」
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この世界でリンクがガノンを倒しますが、闇の世界の残党がガノン復活を目論む。
「ゼルダの伝説 ふしぎの木の実」に繋がります。
そして、ガノン復活を阻止したリンクは修業に出ます。
その道中のお話が「ゼルダの伝説 夢を見る島」です。
その後またまた時は流れ遥か未来。
「ゼルダの伝説 神々のトライフォース2」へ。
実は唯一のナンバリングタイトルなんですね。
そしてそして神々のトライフォース2の遥か未来。
はたまたガノンは復活しハイラルの情勢は不安定になったり踏んだり蹴ったり!
初代ゼルダの伝説へ!
結局またまたリンクに破れたガノン。
しかしガノンの勢力の残党がまたまたガノンを復活させようと!
その復活を阻止するのが「リンクの冒険」です。
戦いの輪廻から解き放たれる日はくるのか・・・?
3.時の勇者勝利(子供リンクがガノンの征服を未然に阻止)
この時系列についてですが、時のオカリナのエンディングの最後に
リンクがハイラル城にいるゼルダ姫(こども)に出会いますよね?
これによりリンクはゼルダ姫にガノンの企みを話したと解釈できます。
そして「時のオカリナ」をゼルダ姫より託されたリンクは旅に出ます。
その旅の途中に出会った小鬼(スタルキッド)のいたずらで
「世界が3日後に終わる」と言うタルミナ地方に迷い込みます・・・
当時の全小学生が恐怖し、数々のトラウマを生み出した
「ゼルダの伝説 ムジュラの仮面」に繋がります。
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時を同じくしてゼルダ姫はリンクの告白により
ガノンの陰謀をハイラル国王に話し、ガノンは処刑されます。
がしかし!ガノンは賢者の1人を道ずれに殺害!
力のトライフォースに選ばれていたガノンは死なず、残りの賢者によって
影の世界に封印されます。
その数百年後、ガノン率いる影の勢力が侵攻してきます。
そして名作と名高い
「ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス」に繋がっていきます。
このシリーズに出てくるリンクに剣を伝授する骸骨剣士は
ムジュラの仮面のリンクと言われています。
タルミナを救った英雄でありながら誰からも讃えられず生涯を終え
再び現れる勇者に世界を託すと言う
悲しい輪廻に囚われた勇者のなれの果てと解釈もできますね。
ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルドの時系列は?
細かな派生作品に関しては少し割愛しましたが、ニンテンドースイッチの
「ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド」における時系列が気になりますね。
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公式発表では「どの時系列にも属さない」とされています。
公式HPでのこの作品の時系列については
一切触れられていませんでした。
ですので「どの時系列にも属さない続編」へと続くかも?
もしくは「この時系列からの可能性」や
「そもそもこの作品が全てに繋がる」とも考えられますね。
まとめ
ゼルダの伝説にまつわるちょっとした小ネタ(都市伝説)を挟みつつ
これまでのゼルダの伝説シリーズの時系列を紹介しました。
主人公の名前「リンク(繋がり)」の如く様々な物語へ続いていきますね。
さらに詳しい公式設定については「ハイラル・ヒストリア」に載っています。
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当時なんとなくプレイしていましたが、実はこんなにも奥深いなんて
思いもよりませんでした・・・。
それでは