先輩。もしわたしが悪い人になったら許せませんか?
あぁ。桜が悪いコトをしたら怒る。
きっと、他のヤツよりも何倍も怒ると思う。
ーー良かった。先輩になら、良いです。
新年が始まって早々、アニメ映画の注目作
Fate/stay night [Heaven’s Feel]第二章(以下HF)が公開されましたね。
早速観に行ってきたので感想とその評価をしたいと思います。
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この記事にはFate/stay night [Heaven’s Feel] 第二章 lost butterfly
のネタバレが含まれています。
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Fate/stay night HF 第二章 ストーリーのネタバレ
物語は前章でセイバーを失った士郎がセイバーの面影を探し求めるところから。
ライダーVSアーチャー戦の後
前章で退場したはずのライダーがなぜ?
と言う伏線が回収され桜がライダーのマスターだった事を知り
聖杯戦争に桜が巻き込まれている事実に困惑する士郎。
そして桜が暴走し、それぞれ重症を負うも
教会に担ぎ込まれ一命をとりとめた士郎、桜。
綺礼が桜を蝕んでいる原因を語り、凛が桜を始末すると言い出す。
そして第二章の見せ場である「桜の味方になる」描写。
今回は消失したはずのセイバーが敵として立ちはだかり
イリヤのバーサーカーと死闘を繰り広げます。
戦闘シーンこそ少ないものの
バーサーカーVSセイバーの死闘は必見。
瞬きが出来ない。まさに鳥肌モノ!
そしてHFといえば過激な性描写。
元々Fate/stay nightは成人向けゲームなのですが・・・
あんまり書くとGoogleさんに怒られてしまうので
深くはかけませんがそのあたりは是非劇場で観てほしいですね。
続いて場面はいきなりメルヘンな世界に変わり
お姫様の桜が出てきます。
なんとなく鬱展開になるのだろうと予想は出来たんですが
ええ、まあおっかない。
そして金ピカことギルガメッシュにぶつ切りにされる桜なのですが・・・
「よもやそこまで・・・」と残し金ピカ退場。
冬木市内の不可解な事件の真相と
間桐のジジイより明かされた桜の真の正体。
それでも「桜の味方」でいられるのか?
士郎は選択を迫られる。
そして桜との別れ。
間桐家に帰った桜に慎二(ワカメ)の仕打ち。
いよいよ桜が影に完全に飲み込まれる・・・ワカメ退場。
以上が
Fate/stay night [Heaven’s Feel] 第二章 lost butterfly
ストーリーのネタバレになります。
Fate/stay night HF 第二章の見どころは?
まず、なんと言っても戦闘シーンの作画が素晴らしいです。
前章ではランサーVSアサシンや
セイバーVSバーサーカーの戦闘シーンにどキモを抜かしましたが
今作でもその圧倒的な作画には脱帽でした。
正直今年このアクションシーンを超えるアニメは
出てこないのでは?と錯覚するほど。
そしてキャラクターの細かな表情も注目。
雨の中、桜に歩み寄る士郎のシーンや
魔力供給のシーンはたまらんですね。
作画に関してもう一つ。
冬木市の作り込みが非常に細かい・・・。
そこまでやるか?と溜め息出ちゃいますね。
声優陣の演技力も圧巻
キャラに関しては声優陣の演技力も素晴らしいですね。
劇中に何度も耳にする桜のセリフ「先輩」ですが
どの「先輩」をとっても、あざとさの中に
救いを求めているように聞こえたり・・・
そしてワカメこと間桐慎二役神谷浩史の熱演。
Fate/stay night全ルートで慎二はクズなのだけれど
家柄故に常に桜と比べられ、踠き、苦しんだ
「可哀想な男」っぷりを見せつけてくれた。
慎二の事嫌いだけど、嫌いになれなかったぜ・・・
まとめ
溜め息が出るほど作り込まれた作画と
10年以上同じキャラクターに声を吹き込んでいる声優陣。
桜の真の正体と間桐家の悲願、執念が色濃く写し出された今作
臓物を握りえぐるような禍々しい表現や「影」の存在も注目。
エロさとグロさが幾十にも融合した桜ルートことHF第二章。
エンドロール後、最終章の予告もありましたが来年が楽しみです。
それでは。