アニメ「サムライチャンプルー」はセンスの塊!全力で推したい隠れ名作

サムライチャンプルー記事

2004年に放送されたテレビアニメ「サムライチャンプルー」。

アニメのジャンルは時代劇なんですが
「チャンプルー」の「混ぜる・混ぜこぜ」の如く
なんでもアリなんですよ、このアニメ。
(ある意味混ぜるな危険とも…。)

大筋のストーリーは「ヒマワリの匂いのするお侍さんを探す」といったものの
お侍さんが野球やったりタギング(ストリートアート)やったり
もう何がなんだか…。

しかし!そうそうたる顔ぶれの製作陣と声優陣に
神がかったBGMと、ため息が出る程繊細な作画…。

ぶっちゃけ内容なんてどうでもいい!
ガタガタ言うな。黙って見やがれと本気がうかがえる。

まさにセンス・オブ・センスと言っていいほどの隠れた名作
サムライチャンプルーの魅力を語り尽くしたいと思います。

何度観ても飽きない!何度観ても新鮮!

サムライチャンプルーは2004年に放送されたアニメなんですが
10年以上経った今でも、独特でキレッキレなセンスで海外では人気を博しています。

ほぼ全編を通して、バーで流れてても違和感ないと錯覚するほど。
その道のプロ達が「なんかユルくスゲーもん作ろうぜ?」と集まってできた感じ。
なんとなくわかります?伝わりにくいですよね。

このセンスの塊を説明できる語彙力を持ち合わせていませんでした!

ではOP映像を紹介します。

多少の古さはありますが、どうです?
こんなスタイリッシュなOP、他に観たことあります?

ストーリーはぶっちゃけ、どうでもいいんです。

いやいや、アニメを観る上でストーリーやあらすじはめちゃくちゃ重要やん!

と思った皆さんに言いたい。

ぶっちゃけ、そういうアニメじゃない!
だってストーリーよりも世界観に全振りしてるんだもん。

一応あらすじはこんな感じです。

現代より遥か昔、侍も平民も太平の世を謳歌していた江戸時代中頃の横浜。
天涯孤独の少女・フウは、「向日葵の匂いのする侍」の情報を求めて数多くのバイトをしていた。
そんなある日、ふとしたことで知り合った二人の男・ムゲンとジンを用心棒として、彼女は「向日葵の匂いのする侍」を探す旅に出ることを決意する。

成り行きと適当がすぎるでしょ?

かっこよく言うと「筋書きのない物語」とも言えるんですが
オチだけ決めてあとはみんなで回してストーリー決めよう!みたいな。

大体の話が2話ぐらいで終わるのでどの回から観ても楽しめるし
ギャグ回やホラー回もあるので本当に飽きないです。

江戸時代×HIPHOPカルチャー=予想外!

あらすじもクソもない、適当を地で行くアニメではあるものの
確立された世界観と洗練されたBGMが凄いのなんのって!

時代劇や戦国アニメでは無骨でカッチリと枠にハマった
尺八やお琴の和風BGMが定番ですが
アリエナイ世界観のサムライチャンプルーでは
時代劇にミスマッチすぎるHIPHOPが流れています。

随所にスクラッチ音が響き渡り
町民がバリバリの現代語を使いこなし
奉行の役人がラジカセを担いでたり。

製作陣には豪華すぎる顔ぶれがズラリ。

サムライチャンプルーを観た人の感想に
「なんかカウボーイビバップみたいじゃない?」と言う人が多いです。

その通り。
手がけているのカウボーイビバップの渡辺信一郎監督。
後に放送された「坂道のアポロン」や「スペース☆ダンディ」では
カウボーイビバップで音楽を手がけた菅野よう子さんとのタッグが話題になりました。

サムライチャンプルーではHIPHOPやチルアウトをBGMに
様々なアーティストがトラックを提供しています。

他にも作画ではOP映像を細田守が別名義ながら手がけていました…。
最近まで知らなくてかなりビックリしました。

Nujabesの音楽でないとこのアニメは成立しない。

サムライチャンプルー=Nujabesのトラック
と言っても過言ではないほど、彼のトラックを随所で聴くことができます。

海外で彼の評価は高く、36歳でこの世を去った今でも
YouTubeで再生回数を伸ばしています。

中でもED曲でMINMIが歌う「四季ノ唄」は
サムライチャンプルーにおける神曲ではないでしょうか?

他にも23話における「Aurarian Dance」もメチャクチャ良い!

サムライチャンプルーの神回紹介

ぶっちゃけストーリーもクソもないアニメ(褒め言葉)なんですが
ブレイクダンスのようなムゲンの殺陣と繊細な太刀筋のジンの殺陣にはうっとり。

もちろん彼らに立ちはだかる剣客も個性的で
鎖鎌や鉾等の使い手との戦いは瞬き厳禁です。

それでは「コレを抑えれば通ぶれる神回」を紹介します。



第23話「一球入魂」(Baseball Blues)

サムライチャンプルーにおける一番の神回です。

猛プッシュしたい回が野球回!
え?サムライどこいったん?
このアニメは「スポ根時代劇サムライチャンプルー」です。

物語も終盤に差し掛かる中、フウ一向はなんやかんやで野球に興じることに。

まあ、彼らの活躍のおかげで
ペリーが来航するまで亜米利加が攻めてくることがなかった…とか。

第6話「赤毛異人」(Strenger Searching)

サムライチャンプルーは登場人物が100人以上出てきます。
その各話で大物声優があてられたり。
第6話ではオランダ人に大塚芳忠が。

この回はいわゆる「大食い回」になります。

サムライの命である刀を担保にアナゴ丼大食い大会に出場することになったフウ一向。
大食いのサバイバル感はまさに死屍累々。

後半の茶屋と芝居小屋での斬り合いはさすが!と言わんばかり。

なんというか南蛮人版水戸黄門みたいな感じが良き!
オランダ人ジョージが日本に来た理由がまたバカすぎる。

第22話「怒髪衝天」(The Cosmic Collisions)

もうなんでもアリのホラー回です。

エンディングの最後の最後でびびらせやがって!
「サムライ+SF+ゾンビ」こんなカオスすぎるジャンルが観たい方は是非。

多分、唯一無二だと思うんだけど。
と言うかいろんなパロディを詰め込んだ結果収拾つかなくなって…。

絶対ふざけて作ったはず…。

第18話「文武両道」(War of the Words)

いわゆる「タギング回」です。
タギングってなんだよ!って思いがちですがいわゆるラクガキストリートグラフィティー。

ここまで紹介した中で一番のやりたい放題な回です。

ギャングは出てくるしナイフに釘バット、果ては時代に全くマッチしないタギング。

何がどうなったらこうなるの?観たく思えますが
ムゲンが文字を覚えるあたりや所々に出てくる情緒溢れる風景が良き!

サムライチャンプルーはある意味「大人の本気」

サムライチャンプルーは観る人を完全に選ぶと思うんですが
なんと言うか「大人が本気でふざけて作ったアニメ」と思って観れば
また見方が違うんじゃないかと思います。

ストーリーの軸は時代背景からブレッブレで
時代劇のお約束はフル無視ですし、挙句野球までしちゃうあたり。
もうほんと各々が「こんなんやってみん?絶対おもろいって!」
と聞こえてきそう。

しかし、所々見える「やるからには本気」がいい味出してませんか?

そして豪華な声優陣と製作陣が「オレらこんなん出来るけど?」と言わんばかり。
ゆえに第一話のガタガタ言うな。黙って見やがれ

なるほど…。ぐうの音も出ない。

ちなみにdアニメストアなら全話見放題です。

それでは。

スポンサーリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です